今、貧困女子が増えている

頬杖をつく女性

ワーキングプアーの問題

何でも○○女子、と呼ぶのもどうかとは思うのですが、最近話題となっている言葉として「貧困女子」というものがあります。
なんともネガティブな言葉ですが、実際このように貧困にあえいでいる女性が多くなっているのは事実です。
では、社会進出が出来るようになり、かつてよりもお金に余裕があるはずの女性が、何故今このような状況に追い込まれているのでしょうか?
その背景には「ワーキングプアー」の問題があります。

ワーキングプアーというのは、「働いているのにお金がない」という人達のことです。
これは女性だけではなく男性にも増えてきているもので、特に非正規雇用の人達を中心に問題となっています。
正社員のように十分な社会保障を受けることが出来ない上に、労働量だけは変わらず、かつ収入も少ないという人が少なからず存在しています。

最貧困の女性たち

貧困女子よりも更に貧困が進んでいる人達のことを「最貧困女子」と呼ぶこともあります。
これはもはや普通に仕事をするのでは生活が成り立たなくなってしまっているようなレベルの人達のことを指しています。
こういう状況になってしまった女性の中には、春を鬻ぐことで糊口をしのいでいる人もいるという現実があります。

何故、こうなってしまうのでしょうか?
その背景には、男女平等の名の元に解消されきっていない男性優位の経済情勢に加え、結婚による経済解決が行なわれにくくなったという背景があります。
このような状況を避けるためにはどのような方法があるのでしょうか?

日本には最終的なセーフティネットとして、生活保護制度というものが用意されています。
違法な売春に身をやつす前に、まずは役所に立ち寄り、生活の困窮を訴え補助を受けるようにしましょう。
昨今では生活保護に対する厳しい目もありますが、「本当に必要な人」が保護を受けることに対して、全く負い目を感じる必要はありません。

マネーニュース