女性がマンションを購入する際に気を付けるポイント

淡いピンクのカーテンの部屋

女性がマンションを購入する理由には、宅配ボックスやロビー・ガーデンなど共用サービスが使えること、断熱性や気密性が高く住みやすいこと、最近では防犯セキュリティ設備が充実していることなどがあるでしょう。

また、購入するきっかけの理由としては、「低金利だから」、「住宅ローン減税が利用できるから」、「家賃をローンの返済金にできるから」などなど、様々あると思いますが、今回は女性がマンションを購入する際によく起こるトラブルや失敗したことなどを通して、気をつけておくとよいポイントを紹介します。

新築マンションには気をつけて!

賃貸物件に住んでいる場合、「この家賃をマンション購入のローンに充てれば自分のマンションが持てる」、「そしてマンションは資産になるのでいずれは、マンションを貸したり、売ったりすることができる」と思いマンションの購入に踏み切る方が多いと聞きます。

理論上はそうでも実際には、意外に生活が苦しくなったり「こんなはずではなかった……」と後悔をしたりするケースがあります。
落ち着いていれば気づけることが、新築マンションの展示会に行くとそんなリミッターが外れてしまうことがあるのです。

なぜならパンフレットに描かれているイメージ写真や、最高におしゃれな家具が設置されたモデルルーム、営業マンの引きつけられる話といったように、モデルルームはとても誘惑だらけの空間なのです。

ぜひ、そこは冷静さを持って即決しないように気をつけましょう。

女性がマンションを購入する際に気をつける5つのポイント

あらかじめリスクを知っておけば解決策も準備しておけるかもしれません。
ここではマンションを購入する際、抑えておきたい5つのポイントを紹介します。

ポイント1:マンション以外にかかる諸経費があること

マンションを購入するとなると、それ以外にもかかる費用があります。

・諸経費……融資手数料・ローン保証料・印紙税・登記費用などがかかります。
・管理費・修繕積立費……マンションは維持管理のために毎月かかる費用です。

これらの金額も考慮しておかないと、生活費が予想以上に上がってしますことがあるので事前に試算するようにしましょう。

ポイント2:税金がかかること

不動産資産を保有することで、賃貸ではかからなかった税金がかかるようになります。

・固定資産税……毎年
・都市計画税……毎年
・不動産取得税……1回のみ

ポイント3:近隣トラブルのリスク

新築の場合は特に前情報がないので、どのような人が近隣に来るのか分かりません。

住民間のトラブルは管理人が解決することができない場合が多く、マンションの管理組合などで協議するなどしてルールを取り決めることになります。

実際に住んだ人がいないのだから住み心地や環境やマンションの管理運営については未知な部分があるのです。

ポイント4:資産価値が下がるリスク

マンションは戸建て住宅に比べると資産価値が下がりづらい不動産だと言えますが、周りの環境の変化や老朽化に伴って資産価値が下がることもままあることです。

物件を選ぶときには、何十年先の状況も予測しながら慎重に見極めることが大切です。

ポイント5:ライフスタイルが変わってしまうかもしれないリスク

結婚することになったり、子どもができたり、転職をしたりした場合、購入したマンションが新しい生活の足かせになってしまうリスクがあるので注意が必要です。

リスクを考えることは大切なことですが、時にはリスクを取ることが重要になることもあります。マンションを購入して本当によかったというケースももちろんあるのです。

将来的には家賃の負担がなくなり、ローンの返済が終われば、売却や賃貸にすることで収益を生みだすこともあります。

物件選びの際には、冷静になること、上記のようなリスクがあることも踏まえて決断するように心がけましょう。

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